手机赌博官网_NBA赌注app-游戏平台4年5月12日にオンラインにて開催し、スリランカで環境教育に携わった飯野さんの話を聞きました。イタリアへの出稼ぎが多く、リトル イタリーという地域があるほどイタリアの影響を受けているスリランカの生活の様子を、食や言語を中心に話されました。現地語のシーハラ語のレベルは小学1年生レベルだった飯野さんを、受け入れてくれた現地の人々の優しさに対しての感謝と、たくさんの人の支えと協力があって活動をすることが出来たとお話されました。写真で現地でのゴミ収集の様子を紹介、ゴミを分別する習慣がなく、雨が降ると収集しない日があるなどスケジュール変更も度々発生している現状や、収集担当職員の服装が軽装で安全に作業出来ないなど様々な問題点があることを知ることが出来ました。ゴミ問題を改善するために、高倉式コンポストの普及に携わった元隊員は、将来に繋がるよう現地の人に普及活動のやり方など継続的に使用出来るようになるために教育活動を行ったとのことでした。
最後に昨今のウクライナ情勢を受けて、第二次世界大戦後、イギリス統治下にあったスリランカが被害国として日本に対してどのように対応すべきかという議論の中、「憎しみあってもしかたがない。今、日本を許し仲良くしよう」と発言した当時の大統領の言葉が書かれた本の紹介がありました。
身近なゴミ問題の話題だったためか学生からも積極的に質問がありました。中には「ゴミに虫が寄って来ないのか」「ゴミ回収の権限は国にあるのか、それとも地方自治体にあるのか」といった質問があり、深く思考している様子が伺えました。