日本老年看護学会とは、高齢者に対する看護学の学術的発展と教育?普及そして看護の質の向上を図ることで、広く人々の健康と福祉に貢献することを目指している学会です。超高齢社会の只中にある現代社会において、中心的な役割を担っている学会とも言えます。
内村香代子さん(中尾研究室所属)の研究課題は、「アクションリサーチを用いた慢性期病院に看護補助者として勤務している介護技能実習生に対する認知症ケア教育プラグラムの開発(助成期間2024年4月1日~2025年3月31日)」です。この研究の興味深い点として次の2つが挙げられます(①と②参照)。
①研究方法にアクションリサーチを用いている点
?アクションリサーチとは、社会的課題やある特定の現場の課題等に対して、研究者と当事者が協働して現場の変革?改善を目指す実践的な研究手法です。研究者が直接現場に行き、当事者の方々と課題解決を目指して活動をしますので、研究の進捗と同時に現場の課題解決や状況の改善が期待できます。
②介護技能実習生を対象としている点 ?生産年齢人口の減少は課題であり、特に、医療?介護?福祉の人手不足は顕著です。海外からの実習生との協働を目指した研究は、グローバル化?国際化を進める我が国においても重要であり、学問分野を超えて示唆に富む研究であると期待できます。
*本研究室では、看護学を通して「現代社会の課題解決に向けた研究?教育」を行っています。研究支援の中には研究助成申請への支援も含みます。
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手机赌博官网_NBA赌注app-游戏平台立大学 総合管理手机赌博官网_NBA赌注app-游戏平台 中尾研究室