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文手机赌博官网_NBA赌注app-游戏平台の大島明秀教授が『人物叢書 志筑忠雄』を刊行しました。

人物評伝において最も権威と伝統のある吉川弘文館「人物叢書」シリーズの1冊として、文手机赌博官网_NBA赌注app-游戏平台の大島明秀教授が『志筑忠雄』(人物叢書325)を刊行しました。

 志筑忠雄(1760-1806)は江戸後期の蘭学者。長崎の商家中野家に生まれ、阿蘭陀通詞(オランダつうじ)志筑家の養子となり稽古通詞を務めるも、のち辞任する。
実家に戻ってからは無職となったが、体調を見ながら学問に専念し、時代を超越したオランダ語力を基底に、稀代の科学的思考力でニュートン物理学書の和訳に従事する。その成果は『暦象新書』を代表とする各種の抄訳として成されたが、これらを通して、万有引力説、地動説、あるいは球面三角法(におけるネイピアの法則)などを初めて日本に案内した。
 また、通商を求めて来日した第1回遣日ロシア使節ラクスマン来航一件(1792年)を受け、海外情勢の訳出にも乗り出したが、その一つが、ケンペル『日本誌』の抄訳『鎖国論』であった。同書の翻訳過程で「鎖国」や「植民」という日本語を創出したことも刮目すべきである。
 なお、当時のオランダ語の読解法は、オランダ語文に単語を当てて訓点を振り、漢文訓読のようにして読む「欧文訓読」であったが、志筑忠雄は「品詞」概念を初めて導入したほか、蘭文における名詞の性と格とその変化、動詞の曲用、時制、法などを理解する必要性を提唱した。すなわち志筑忠雄は、オランダ語を西洋文法カテゴリーの中で読み説いた日本史上初の人物でもあった。
 巻末に、実家中野家の略系図、養家阿蘭陀通詞志筑家の当主略系図、略年譜、生前の分野別著作?署名一覧、参考文献を添付。

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