国際教育交流センター(CIEE)では、22025年6月11日(水)の昼休みに、「Global Lounge Around the World 2 USA」と題して、アメリカ合衆国モンタナ州マイルスコミュニティカレッジ講師の山村大悟先生をお迎えして講演会を開催しました。
まず国際教育交流センター長のMorrow先生にご挨拶をいただいたあと、山村先生のご専門である恐竜や化石の研究についてお話を伺いました。標本を使う研究の仕方として、薄くスライスしたものを顕微鏡で観察し、何のミネラルが入っているのかを調べる方法が紹介され、化石を研究することで当時の気温や降水量、恐竜が何を食べていたのかを把握することができると説明がありました。アメリカは恐竜の化石が多く見つかることが有名で、モンタナ州の博物館や美術館では世界的にめずらしい恐竜の化石を見たり、発掘作業を体験できるプログラムもあるので、興味がある方はぜひ訪れてほしいと案内されました。
質疑応答の時間では、「どうやって言語の壁を乗り越えて海外で研究の道を究めていかれたのか」という質問に対し、「できるだけ日本人とは話さないようにして、英語の表現に慣れるよう努力した」と答えられました。参加した学生からは、「モンタナ州の新たな魅力を知ることができた」「普段はあまり接する機会のない地学について知ることができ勉強になった」との感想を得られました。
